Office365がお得か、パッケージ版がお得かを少し検証してみます。
Office 365 vs Office通常版の比較
Mac Office2011/2016,PC Office2013/2016の視点で比較してます。クラウド機能などは省いています。
Mac1台、PC1台で3年間という利用想定、Office通常版の価格は実売という意味合いでamazonで調べています。
家庭用Office365 vs Office通常版の比較
Office 365 Soloを3年間契約した場合の総額は38,232円です
Mac/PC2つ分のライセンスなので 1台あたり19,116円です。
Office 365は常に最新版となるので、3年間の中でバージョンアップが行われても最新版が使えます。
ライセンスは1年間です。PC1台、Mac1台にインストールできます。
Professional版を個別に購入した場合の総額は、71,189円です
Office Professional 2013は44,000円、
Office for Mac Home & Business 2011は27,189円
ライセンスは永続です。新しいバージョンがでたら、また購入する必要があります。
PC2台、Mac2台にインストールできます。
Home&Business版を個別に購入した場合の総額は、52,587円です
Office Home&Business 2013は25,398円、
Office for Mac Home&Business 2011は27,189円
ライセンスは永続です。新しいバージョンがでたら、また購入する必要があります。
PC2台、Mac2台にインストールできます。
メリットデメリットをまとめ
メリット | デメリット | |
Office365 Solo | 3年利用では最安! ずっと最新Officeが使える |
使い続ける間1年毎にコストが発生する |
Office通常版 | 長く使えば使うほどお得! Mac2台、PC2台で使える |
最新版Officeが出ても古いまま 最新OSが対応しない |
Office通常版のライフサイクルはメインストリーム+延長サポートで10年、Microsoftのサポートが期待できます。
Windows OSの最新版がリリースされた際、Office通常版がサポートされるか、否かはMicrosoftのさじ加減次第、古いOfficeはサポートされない可能性もあります。
=>ライセンスは永続ですが、実質10年程度と認識するのが良さそうです。
Office2016は、9/23からOffice365ユーザーに提供されます。
通常版購入は今の所未定です。
9 月 23日よりOffice 2016 を Office 365 ユーザーに提供開始!
http://blogs.technet.com/b/bpj/archive/2015/09/11/admins-get-ready-for-office-2016-rollout-begins-september-22.aspx
一般法人向けOffice365 vs Office Professional Plusの比較
Professional | Office365 | ||
Plus | ProPlus | Business(Premium) | |
市場価格=> | おおよそ6万円 | 16,978円/年 | 11,664/年(17,626/年) |
Word | ◯ | ◯ | ◯ |
Excel | ◯ | ◯ | ◯ |
PowerPoint | ◯ | ◯ | ◯ |
OneNote | ◯ | ◯ | ◯ |
Outlook | ◯ | ◯ | ◯ |
Publisher | ◯ | ◯ | ◯ |
Access | ◯ | ◯ | – |
InfoPath | ◯ | ◯ | – |
データベース比較 | ◯ | ◯ | – |
Excelスプレッドシート比較 | ◯ | ◯ | – |
Excelスプレッドシート検査 | ◯ | ◯ | – |
Power Map for Excel | – | ◯ | ◯ |
Power Pivot for Excel | ◯ | ◯ | – |
Power Query for Excel | ◯ | ◯ | – |
Power View for Excel | ◯ | ◯ | – |
Word Mac | – | ◯ | ◯ |
Excel Mac | – | ◯ | ◯ |
PowerPoint Mac | – | ◯ | ◯ |
OneNote Mac | ◯ | ◯ | ◯ |
Outlook Mac | – | ◯ | ◯ |
Publisher Mac | – | – | – |
Access Mac | – | – | – |
InfoPath Mac | – | – | – |
市場価格=> | おおよそ6万円 | 16,978円/年 | 11,664/年(17,626/年) |
Plus | ProPlus | Business(Premium) | |
Professional | Office365 |
Office Professional Plus 6万前後(契約しているボリュームライセンスで変わります)
Office 365 Business 1年11,664円(税込) PC/Mac計5台、スマホ/タブレット計10台
Office 365 Business Premium 1年17,626円(税込) PC/Mac計5台、スマホ/タブレット計10台
Office 365 ProPlus 1年16,978円(税込) PC/Mac計5台、スマホ/タブレット計10台
参考Office 356 Solo 1年13,764円 PC/Mac計2台、スマホ/タブレット計4台
Power Pivot for Excel、Power Query for Excelを使う選択肢
以下3つです。
Office 365 ProPlus、Office Professional Plus、Excel 2013(単体販売)
Microsoft Office Excel 2013(単体販売)という選択肢
Office 365 ProPlusのバージョンが2016、Excel 2013であれば共存可能です。
Office 365 ProPlus 2013でExcel 2013の場合、共存はできません。
Office 365 ProPlus 2016でExcel 2016の場合、共存はできません。
単体販売だと1万円程度で購入できます。
ただし、バージョンは、古い2013のままで使う必要があります。
Power Query/Power Pivotを使いたいMac野郎なのかの2015年の選択
Office 365 Businessを契約、Excel 2013単体販売を購入した場合
見える未来は3パターンありました。
Power PivotやPower Queryがやっぱり使わないかなぁ=>1万円の無駄
すごくいい!でもExcel 2016のほうがもっといいらしい=>1万円の無駄
Excel 2013で完成されている、買ってよかった=>ナイス投資!
Office 365 ProPlusを契約した場合
Power PivotやPower Queryがやっぱり使わないかなぁ=>Businessに変更、5000円の無駄
すごくいい!でもExcel 2016のほうがもっといいらしい=>ナイス選択!
Excel 2013で完成されているっぽい=>+1万円の投資、Businessに変更
ProPlusはBusinessより年額で5000円程度高いです。
というわけで、
今回は、Office365ProPlusを契約します。