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MacBook Pro Retina Late2016のディスプレイ問題は必ず起きるの?

MacBook Pro Retina 2016のLate2016 15インチ、TouchBarありの13インチ見て、触ってきたMac野郎なのかです。

ジェットブラックの筐体とTouchBarって合いますね

GarageBand立ち上げてTouchBarの挙動見てきたんですが、「いい」です。

スクロールもできるんです。

保存しますか?はい、いいえの確認も、タッチバーに表示されました。

キーボードから手を離さなくてもいいので慣れるとかなり使い勝手良さそうです。

若干Escの位置が右側に寄っていたのが気になりました、でも慣れの問題かもしれませんね。

触った感じがなかったので、目視して、タッチする感じになりそうです。
ファンクションキー自体、ブランドタッチで入力することは少ないかと思うのでちっぽけな問題です。

すでにMid2015買ってしまったのでヨダレだらだらで触っていました(笑)

最近、Late2016グラフィックス系がおかしいと話題になりつつあります。


展示品を触っている限り、そんな兆候は見当たりませんでしたが、個体差なんですかね〜

この映像からはたくさんの出力をすると発生するの?って感じに思えてきます。
ビデオカメラのちらつきも気になりますが。真ん中下にあるMacBook Proのディスプレイ表示がおかしいことがわかります。

こちらもログイン画面からおかしくなっている状況がわかります。

これら映像は、どちらも15インチモデルです。

こんな症状が出てしまったらアップルの返品サポートを利用したいですよね。
製品の受け取りから14日以内にオンラインで返品をご依頼いただくと、無料で返送することができます。」

特定期間中の返品返金条件もあります。
「Appleで2016年11月10日から2016年12月25日の間にお買い上げいただきました製品は、領収書の原本またはギフトレシートと合わせてご用意いただくと2017年1月8日まで返品ができます。」
http://www.apple.com/jp/shop/help/returns_refund

14日間を過ぎてしまっても安心です。90日までなら「無償サポート」もあります。
https://support.apple.com/ja-jp/complimentary
「ほとんどの Apple のソフトウェア/ハードウェア製品は、ご購入後 90 日間は無制限で無償サポートを受けられます。」

90日過ぎても、アップルの保証は購入後1年あるのでこれでもなんとかなるかもしれません。

この辺りを活用して、なんとか普通に動作するMacbook Pro Retina Late2016にしておきたいですよね!

Appleが公式に問題を認めてくれると、「交換/リペアエクステンションプログラム」の対象になって問題となっている部分をおそらく無償で修理してくれると思います。
https://www.apple.com/jp/support/exchange_repair/

問題が出てからプログラムとなるまでの間にかかる時間は長めのことが多いって感じています。

また、最近では、「iPhone 6 Plus Multi-Touch 修理プログラム」、「iPhone 6s が突然シャットダウンする問題に対するプログラム」が始まりました。

「iPhone 6 Plus Multi-Touch 修理プログラム」は有償修理、「iPhone 6s が突然シャットダウンする問題に対するプログラム」は無償修理です。

「交換/リペアエクステンションプログラム」の対象になっても必ずしも無償修理じゃないってことなんです。

現象が出る人が限定的だと「交換/リペアエクステンションプログラム」の対象になるのかがとても不安になります。

アップルも問題を認識していると思います。

問題は、一部のMacBook Pro Retina Late2016しか発生していないってことですよね。
Radeon GPU搭載モデルに多い傾向があるようです。

13インチのタッチバーなしのモデルでも症状を訴えている方もいます。

アップルも問題を把握して行動しているようです。この辺りはこちらの記事が詳しかったです。
http://appleinsider.com/articles/16/12/02/reported-2016-macbook-pro-graphics-issues-likely-caused-by-third-party-software

この記事によるとハードウェアの問題ではなく、サードパティー製のソフトウェアが原因だろうと推測されています。

それでもハードが原因じゃない?って思われる方のために・・・

MacBook Pro Retina Late2016 4K/5Kディスプレイも一緒に揃えた方が良さそうな理由

もしビデオカードに問題があって、14日の返品期間、90日の無償サポート期間を過ぎ、1年を過ぎても問題なく使えてホッとしていたところで、そろそろ5K始めちゃう!?って思い立った時・・・

突然ディスプレイがおかしくなる現象が発生するかもしれません。

ハードウェアの問題ではなく、OS、カーネルの問題であれば、アップデートプログラムで治る可能性もあります。

やって見て初めてわかる現象だと思います。できるならずっと何事もなく過ごしたいですよね!

最新技術にはリスクがあるんでしょうか・・・そのリスクをできれば購入者に負わせることはして欲しくないです。

先ほどの動画の一つは、少なくても外つけディスプレイを2台使っています。もう一つの画像は手元が隠れていて接続しているものは確認できませんが、映像には何かしら接続するポートと奥にはMacbook Proらしきものが見て取れます。

問題が起きた人ってどんなことやっていて、現象が発生しているのか微妙に不正確な部分がありますよね。

単純に起きる現象なら、数日使っていれば何かしら目にするはずです。2週間使っても起きないっていうなら安心してもいいんじゃないでしょうか。

問題は、負荷をかけている場合に発生する現象です。

普通にSafariやChromeを使っている状態では、メモリやCPUに負担を与えても、グラフィック系は余裕だったりします。

まずは、Adobe持っているなら重めの処理、持ってないなら3D CADやゲーム立ち上げて、グラフィックに負担を与えて問題が起きないことを確認したいです。

GPUに負荷を与えているのか?確認できるツールはpowermetricsです。

**** GPU usage ****

GPU 0 name IntelIG
GPU 0 C-state residency: 98.73% (0.21%, 98.52%)
GPU 0 P-state residency: 1200MHz: 0.00%, 1150MHz: 0.00%, 1100MHz: 0.00%, 1050MHz: 0.00%, 1000MHz: 0.00%, 950MHz: 0.00%, 900MHz: 0.00%, 850MHz: 0.00%, 800MHz: 0.00%, 750MHz: 1.27%, 700MHz: 0.00%, 650MHz: 0.00%, 600MHz: 0.00%, 550MHz: 0.00%, 500MHz: 0.00%, 450MHz: 0.00%, 400MHz: 0.00%, 350MHz: 0.00%, 300MHz: 0.00%, 250MHz: 0.00%, 200MHz: 0.00%
GPU 0 average active frequency as fraction of nominal (200.00Mhz): 375.00% (750.00Mhz)
GPU 0 GPU Busy 1.27%
GPU 0 FB Test Case 0
GPU 0 [PSR] GPU + TCON are Off    : 0.00%
GPU 0 [PSR] Only GPU is On        : 80.60%
GPU 0 [PSR] Only TCON is On       : 12.24%
GPU 0 [PSR] GPU + TCON are On     : 7.16%
GPU 0 [PSR] Enter Count           : 3 (0.60/second)
GPU 0 [PSR] Abort Count           : 1 (0.20/second)
GPU 0 DPB on 0.00%
GPU 0 GT2 on 0.00%
GPU 0 GT3 on 100.00%

GPU Busyのパーセンテージが高い数値なほど、グラフィックス描画の負荷がかかっています。

PowerMetricsって?

macOS Sierraでは標準でインストールされています。
このツールは$ sudo powermetrics、管理者権限で立ち上げる必要があります。
$ sudo powermetrics
=>常時監視モード
$ sudo powermetrics -n 1
=>単発1回

管理者向けツールっぽいので、拒絶感がある方は動かさない方がいいです。
試した限りおかしくなることはありませんでしたが、あくまでmac野郎なのかの環境では、という但し書きが付きます。

powermetricsコマンドでわかること
CPUの製造元IntelがMac向けに提供している、CPUパワー、周波数、CPU温度を監視できる「Intel Power Gadget」ツールよりpowermetricsは細かいことがわかります。

細か過ぎて表示行がものすごい行数です。

  • tasks per task cpu usage and wakeup stats

    psコマンドに近いプロセスの状況がわかります。Name,PID,CPU ms/s、User%、Deadlines、Wakeups (Intr, Pkg idle)などのことがプロセス単位でわかります。

  • battery battery and backlight info

    バックライトのレベル、キーボードバックライトのレベルがわかります。
    **** Battery and backlight usage ****

    Backlight level: 585 (range 0-1024)
    Keyboard Backlight level: 3605

  • network network usage info

    サンプル集計間隔のネットワーク入出力量がわかります。
    **** Network activity ****

    out: 9.18 packets/s, 5203.37 bytes/s
    in: 9.18 packets/s, 5205.76 bytes/s

  • disk disk usage info

    サンプル集計間隔のディスクアクセス量がわかります。
    **** Disk activity ****

    read: 0.80 ops/s 9.81 KBytes/s
    write: 0.60 ops/s 187.94 KBytes/s

  • int_sources interrupt sources information

    mid2015では出力されなかったのでよくわかりませんでした。

  • devices device power states

    mid2015では出力されなかったのでよくわかりませんでした。

  • interrupts interrupt distribution

    CPUの割り込み分布がコアスレッド毎にわかります。
    CPU 0:
    Vector 0x46(SMC): 5.39 interrupts/sec
    Vector 0x47(): 0.20 interrupts/sec
    Vector 0x49(MacBookPro11,4): 13.57 interrupts/sec
    Vector 0x72(IGPU): 162.62 interrupts/sec
    Vector 0x74(XHC1): 326.03 interrupts/sec
    Vector 0x75(SSD0): 158.43 interrupts/sec
    Vector 0x79(ARPT): 44.89 interrupts/sec
    Vector 0xdd(TMR): 523.37 interrupts/sec
    Vector 0xde(IPI): 378.71 interrupts/sec
    CPU 1:
    Vector 0xdd(TMR): 26.34 interrupts/sec
    Vector 0xde(IPI): 163.22 interrupts/sec

  • cpu_power c-state residency, power and frequency info

    CPUの消費電力量、CPUコア毎のC-state residency、CPUコアスレッド毎の動作周波数がわかります。
    **** Processor usage ****

    Intel energy model derived package power (CPUs+GT+SA): 25.83W

    LLC flushed residency: 0.536%

    System Average frequency as fraction of nominal: 143.16% (3149.41 Mhz)
    Package 0 C-state residency: 1.04% (C2: 1.03% C3: 0.02% C6: 0.00% C7: 0.00% )

    Core 0 C-state residency: 51.19% (C3: 0.60% C6: 0.00% C7: 50.58% )

    CPU 0 duty cycles/s: active/idle [< 16 us: 535.34/456.73] [< 32 us: 263.38/126.10] [< 64 us: 310.67/148.25] [< 128 us: 129.50/149.85] [< 256 us: 122.51/103.36] [< 512 us: 72.23/192.15] [< 1024 us: 32.32/288.72] [< 2048 us: 19.55/32.52] [< 4096 us: 15.56/17.56] [< 8192 us: 17.76/11.37] [< 16384 us: 6.98/1.80] [< 32768 us: 1.80/0.00] CPU Average frequency as fraction of nominal: 141.46% (3112.06 Mhz)

  • gpu_power gpu c-state residency, p-state residency and frequency info

    GPUのレイテンシー
    購入したmid2015はディスクリートGPUが搭載されていないモデルです。ディスクリートGPU搭載モデルならきっとGPU 1というのが出てくると推測しています。

    **** GPU usage ****

    GPU 0 name IntelIG
    GPU 0 C-state residency: 99.64% (0.12%, 99.52%)
    GPU 0 P-state residency: 1200MHz: 0.00%, 1150MHz: 0.00%, 1100MHz: 0.00%, 1050MHz: 0.00%, 1000MHz: 0.00%, 950MHz: 0.00%, 900MHz: 0.00%, 850MHz: 0.00%, 800MHz: 0.00%, 750MHz: 0.36%, 700MHz: 0.00%, 650MHz: 0.00%, 600MHz: 0.00%, 550MHz: 0.00%, 500MHz: 0.00%, 450MHz: 0.00%, 400MHz: 0.00%, 350MHz: 0.00%, 300MHz: 0.00%, 250MHz: 0.00%, 200MHz: 0.00%
    GPU 0 average active frequency as fraction of nominal (200.00Mhz): 375.00% (750.00Mhz)
    GPU 0 GPU Busy 0.36%
    GPU 0 FB Test Case 0
    GPU 0 [PSR] GPU + TCON are Off : 0.00%
    GPU 0 [PSR] Only GPU is On : 61.48%
    GPU 0 [PSR] Only TCON is On : 30.54%
    GPU 0 [PSR] GPU + TCON are On : 7.97%
    GPU 0 [PSR] Enter Count : 4 (0.80/second)
    GPU 0 [PSR] Abort Count : 0 (0.00/second)
    GPU 0 DPB on 0.00%
    GPU 0 GT2 on 0.00%
    GPU 0 GT3 on 100.00%

  • smc SMC sensors

    SMC(Apple SMC/システム管理コントローラー)からCPUの熱量レベル、IOの熱量レベル、Fanの回転数、CPUの温度などがわかります。

    macに負担がかかっていない状況では、Thermal levelは0でした。数値が高いほど熱量が多くなります。

    **** SMC sensors ****

    CPU Thermal level: 25
    IO Thermal level: 0
    Fan: 2159 rpm
    CPU die temperature: 82.25 C
    Number of prochots: 0

  • thermal thermal pressure notifications

    mid2015では出力されなかったのでよくわかりません。

  • sfi selective forced idle information

    mid2015では出力されなかったのでよくわかりません。

  • nvme_ssd NVMe power state information

    mid2015では出力されなかったのでよくわかりません。

  • io_throttle_ssd IO Throttling information

    mid2015では出力されなかったのでよくわかりません。

powermetricsのよく分からない数値の判断方法

  • CPU time, deadlines and interrupt wakeupsは、低い値の方がエネルギー的に良いとされています。
  • Interrupt countsも同様に低い値の方がエネルギー的に良いとされています。
  • C-state residencyは、高い数値の方がエネルギー的に良いとされています。

この辺りはコマンドのヘルプに掲載されているので気になる方はご自身のMacでチェックして見てください。

GPUに負荷を与えて
**** GPU usage ****のGPU 0 GPU Busy 、GPU 1 GPU Busy の状況を確認しながらディスプレイがおかしな状況にならないかを確認して安心しましょう。

www.fishgl.comでもブラウザ(webgl)からGPUに負荷を与えることはできました。
こんなものでFanが唸ってしまうとは・・・とちょっと寂しくもあります。
MacBook Pro 2016 5k ディスプレイ

これで大丈夫でもまだ分からない部分があります。

Thunderbolt3ポートに何かを接続して、Thunderbolt3チップ、CPUやバスに負荷がかかっている場合に発生する可能性も考えられます。

職場に液晶ディスプレイがあるならなるべく高解像度で使って見るのも負担を与えられると思います。

そろそろ綺麗な4K/5Kディスプレイ購入しようか!?って嗜食を動かしている方はAppleのLG UltraFine 5K Display、LG UltraFine 4K Displayがお買い得です。

Thunderbolt 3入力に対応している数少ないディスプレイで、Thunderbolt3経由でMacにも給電できるPower Deliveryにも対応しています。

LG-UltraFine-5k-display.png

amazonでは、
27インチ 5Kは、2016年12月31日発売で159,680円でした。

appleでは特別価格で105,084円 [97,300 (税別)]と5万円以上安く購入可能です

AppleのLG 5Kをチェック

amazon 5Kディスプレイの最新価格をチェック

4K/5Kの出力しても現象が出ないようならとりあえずひと安心ですね。

まとめ

MacBook Pro (Retina) Late2016のタッチバーの表示はとっても綺麗でした。
最新モデルで起きやすいハードなのかOSなのか分からないディスプレイの問題がちらほら上がっています。

購入者全員同じような症状に出会っていたらきっと大騒ぎなはずです。ただそこまでのレベルには達していない感じです。

一部で発生するっていうパターンだと、ひょっとして自分が購入したモデルでも起きるのでは?って不安になりますよね。
今回、実際に症状が出ている動画から負荷を与えて確認する方法までご紹介しました。
高負荷をずっと与えるのは良くないのでほどほどにしてくださいね。

購入後14日以内の返品、90日以内の無償サポート、1年間のサポートがついています。
できれば90日以内の無償サポートを活用したいですね。

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